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グリストラップ清掃業者の選び方

飲食店のグリストラップ管理

グリストラップ清掃とは?必要性・清掃する場所を解説

グリストラップは、厨房排水に含まれる食品くずや油脂を一時的に分離する設備です。分離した汚れは内部へ蓄積するため、設備の役割を保つには定期的に取り除く必要があります。ここでは、見えるゴミだけで終わらせない清掃範囲を整理します。

グリストラップのバスケット、油脂、汚泥、内壁を清掃する工程のイラスト

グリストラップの役割

厨房では、調理器具や食器の洗浄により、油分や細かな食品くずを含んだ排水が発生します。グリストラップは、入口側のバスケットで比較的大きな固形物を受け止め、水と油の比重差を利用して油脂を水面へ浮かせ、重い汚れを底へ沈めます。

グリストラップは汚れを消す設備ではありません。分離した食品くず、油脂、汚泥を一時的にためるため、清掃しなければ内部の汚れは増えていきます。

清掃する6つの場所

バスケットだけを空にしても、水面や槽底には別の汚れが残ります。次の場所を順番に確認すると、清掃漏れを防ぎやすくなります。

  1. バスケット:野菜くず、米粒、麺類などの固形物を回収します。
  2. 水面:浮いた油膜や油脂の塊を、ひしゃくや油吸着シートなどで回収します。
  3. 槽の底:沈殿した細かな汚れや汚泥の量を確認します。
  4. 内壁:側面や角に付着した油脂、ぬめりを落とします。
  5. 仕切り板:付着した汚れを落とし、外した場合は正しい位置へ戻します。
  6. 流入口・流出口:詰まりや油脂の付着、水の流れを確認します。

清掃が必要な理由

食品くずや油脂、汚泥を放置すると、周辺の臭い、害虫、水位の上昇、排水の流れの悪化につながることがあります。汚れが少ない段階で取り除く方が、固着してからまとめて清掃するより作業しやすくなります。

ただし、臭いや排水不良の原因がグリストラップだけとは限りません。槽内を清掃しても改善しない場合は、排水管や排水溝など周辺設備も確認する必要があります。

日常清掃と本格清掃を分ける

店舗で行いやすい日常清掃

  • バスケットの食品くずを取り除く
  • 水面に浮いた油脂を回収する
  • 周辺の汚れを落とす
  • 臭い、水位、排水の流れを確認する

業者への相談を考える状態

  • 槽底に大量の汚泥がある
  • 油脂が内壁へ固着している
  • 清掃しても臭いや排水不良が続く
  • 槽が大きく、安全に作業しにくい
  • スタッフの清掃負担が大きい